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保育士辞めたいの私だ

Suicide Outreach ~保育園という『戦場』で傷つき、生き残り、うつや悩みで辞めたい現役保育士を救済するブログ~

全部教えます!保育士業界のブラック伝説

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現在、何かとマスメディアで騒がれている保育問題。

世間のお母さんたちの「保育園が足りない!」「入園できない!」という悲痛な叫びが聞こえてきます。保育園不足の諸問題の背景を探っていくと、必ずたどり着くのは保育士の待遇の悪さ。

一言で言ってしまうと、民間の保育園はブラックな職場が多いのです。

しかし、保育園で働く保育士には守秘義務があるため、保育園の中で起こっていることは基本的に口外できません。

さらに、一般企業で働いている人たちとは違い、仕事の中で関わるのはほとんど同業の女性ばかり。出張も営業活動もありませんからね。

そんな狭い世界で働き続けていると、「ありえない」ようなことも、当たり前になってしまうのです。

 

まずは、保育園の中で実際にどんなことが起こっているのか?

なぜブラックと言われているのか?

真実をお伝えします。

※個人情報保護のため、名称や年齢等は実在の人物とは異なります。

 

労働時間にまつわるブラックエピソード

 

保育士と言えば、残業と持ち帰り仕事で忙しいイメージがありますよね。実際、自分のキャパシティを超えるほど働いている保育士は大勢います。

残業は奉仕の心で行う

夜は22時過ぎまで保育園に残って仕事をすることもある保育士。毎日の残業が続き、体調を崩してしまう人もいます。さらに、残業代は1円も支払われない保育園がほとんど。保育士はサービス残業をしながら、書類を作成したり行事の準備に追われているのです。

それならば効率良く規定の勤務時間内で仕事を終わらせて、定時で帰れば良い!と思うのが普通でしょう。以前、そのような考えのもと定時に帰っていた同僚がいましたが、最終的には園長に呼び出され「奉仕の心がない」と怒られてしまいました。

自分の仕事が終わっていたとしても、他の保育士が残業をしていたら残って手伝うのが当たり前、という考えの世界なのです。残業=子どもたちへの愛と考える上司だっています。

結局その同僚は、翌年の春に辞めてしまいました……。

タイムカードは無い

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保育園のほとんどは、手書きの出勤簿に印鑑を押すような形で職員の出勤を記録しています。一般企業は、タイムカードに打刻するようなものだったり、タッチ式のカードで出勤時間を管理しています。しかし、保育園は厳密に出勤時間を管理していないところがほとんど。何時に来て、何時に帰ったかは記録されていないのです。

私が前に勤めていた職場では、監査の前に全職員分の出勤記録を上司が書き直すという事件(?)が発生しました。もちろん、定時出勤、定時退社です。ブラックな一面など微塵も見せない、ホワイトな出勤簿を偽装していたのです。知人の弁護士に相談したところ、そういったことは2年以内なら訴えられる可能性が高いとのことです。しかし、職場内で起きたことを大事にしたくない……と思うのが保育士さんの本音でしょう。

出勤記録をごまかされても、勇気を持って訴えられる人は少ないようです。

 

人間関係にまつわるブラックエピソード

保育士の悩みどころに、職場の人間関係があります。女同士の人間関係、やはり簡単にはいきません。しかし「そんな非常識が許されるの!?」というエピソードも存在します。

 

園長家族と仲良くなっておくと有利!?

家族経営の保育園に勤務している場合、経営者との親密な付き合いは災いのもととなりますので要注意です。

たとえば、夫婦で経営している保育園の場合、夫婦と仲良くなるとプライベートでもお誘いがあったりします。ホームパーティーに呼ばれたり、経営者の子どもの世話を頼まれたり。分のプライベートまで干渉される可能性があるのです。

しかし、経営者と仲良くなることによって、職場で自分の立ち位置が安全になると考え、あえて仲良くなろうと企む職員もいます。そうすることで、主任や副園長よりも発言権を得られると思っている人もいるようです。女の世界って本当に怖いですね。大奥のようです。

しかし、そのように経営者に気に入られようと不自然な行動をする姿は、同僚がしっかり見ています。少しずつ味方を失っていくことになるのです。

 

いじめに耐える保育士がエライ

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女の職場では、いじめが起こりやすいものです。保育園でもいじめの話はよく聞きます。子どもたちには「お友達に優しくしましょうね」と言っているにもかかわらず、平気で同僚に意地悪をする先生がいるのですから、不思議です。

いじめがなくならない原因の1つに、いじめが通過儀礼化しているという事実があります。つまり私は新人の時に先輩にこっぴどくいじめられたわ。だから、あなたも新人のうちは耐えなさい。そうやって一人前になるのよ」という考え方を先輩から押し付けられるのです。いじめられた、と被害を申告しても、「そんなの私だって経験あるわ」とあしらわれてしますのです。

はっきり言って、いじめが人を育てるなんてあり得ません。保育所保育指針には、そんなことは書かれていません。人は、自分がされたことを、自分よりも弱い立場の人にも経験させたくなる一面があるようです。自分の辛い過去を肯定するために、他者を利用してそういった行動をとるようです。

 

園長のお気に入りだけ交通費をもらえる

職員のお給料は、就業規則によってきちんと定められているはずです。法人であれば、そうでなければいけません。

しかし、保育園では不思議なことが起こります。私自身が経験したことですが、通勤費用を満額もらえないことがありました。契約時に渡された書類には、「交通費は月に2万円まで支給」と書いてあり、私が請求する額は「1万6千円」規定の範囲内のはずです。しかし、1万円しか支給されなかったのです。

すぐに経理担当の職員に聞いたところ、「園長先生は満額支払うと約束しましたか?」と聞かれました。特に口頭でそのようなやり取りはしていなかったので「いいえ」と答えると、「じゃあ、1万円で」という返事。……まったく意味が分からなかったため、他の職員にも聞いてみたところ、交通費を満額支給されている職員と、そうでない職員がいることが分かりました。なんと、園長はお気に入りの職員にだけ交通費を満額支払っていたのです。あまりにもバカバカしくなり、その園はすぐに辞めました。

他にも、冠婚葬祭時に包むお金は、園長先生のお気に入りの職員しか貰えない、といった逸話もありました。お給料ではないにせよ、そういったやり取りにまで私情が絡んでくるとは驚きました。大人が働く職場とは思えませんね。

 

転職にまつわるブラックエピソード

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こんなブラック保育園で働けない!!と思った時、頭をよぎるのは転職ですよね。しかし、転職しようと思っても、なかなかうまくいかない……という保育園もあります。

 

次の転職先について、執拗に聞いてくる

新しい勤め先が決まっていながら働くのは、やりづらさがあると思います。ここは心を鬼にして、周囲の職員の噂話は聞かず、自分の業務をきちんとやり遂げることが大切です!

しかしながら、「次の園はどんなところなの?」「お給料は?」「何歳児なの?」など、同僚や上司から棘のある質問攻撃を受ける可能性もあります。違う場所に飛び立ってしまう人を、優しく見送る余裕はないのかもしれませんね。

 

退職するならば1年前に申告して!

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退職をする1ヶ月前に退職願いおよび退職届を提出するというのが、どの会社でも通説となっています。おそらく職務規程上は保育士もそう定められているところがほとんどのはず。

しかし、来年度のクラス編成のことなどを考えると、1ヶ月前では遅いためせめて3ヶ月前に申告するのがベストかもしれません。(残り3ヶ月は働きづらいですが…)

しかし、それでも「遅い!」と怒られることがあるのです。以前、私が勤めていた職場では6月頃に「次のステップに進むため、年度末でここを退職したい」と主任に話した職員がいました。退職の10ヶ月前に相談したことを考えると、かなり余裕を持った申告ではないでしょうか。

しかし、それでも「なんでもっと早く言わなかったの!」と怒られたそうです。あなたが辞めると分かっていたなら、年長クラスは他の先生に頼んだのに、と。クラス編成を行う前に知りたかったというのが、上司の言い分でした。それには同僚もショックを受けていました。

契約上は「退職の1ヶ月前に申告」と決まっているにも関わらず、だいぶ前に話しておかないと怒られてしまう。保育士の辛いところです。

ブラックな保育園は1人の力では直せない

紹介したようなエピソードまでとはいかなくても、似たようなことを体験した保育士の方はいるのではないでしょうか?どうして自分はこんな保育園に就職してしまったんだ〜……と後悔しながらも、保育園の環境を改善しようと必死に戦おうとする人もいます。

しかし、職場の頂点に君臨しているのが園長先生である以上、一人の職員が職場の実態を変えることは難しいと言えます。正義感に駆られて、ブラックな面を正そうとすることで、自分が攻撃に遭ったり、保育に集中できないほど疲れてしまったりする可能性も考えられます。

経営者ではなく雇われている職員である以上、違う保育園を探してみるという方法を選んでも良いのです。

 

ホワイトな保育園はどうやって探せばいいの?

次に働くなら、ブラック保育園ではなくホワイト保育園で働きたい!と思うところです。しかし、実際に働いてみないと内情は分からないもの。

そこで、効率よく保育園同士を比較するために、保育士の転職サイトを活用するのもアリです。同時に応募して、複数の園から内定を貰い、その中から就職先を選ぶことも可能です。個人で複数応募するのは難しくても、転職サイトが間に入ることで、保育士側もシビアな目で職場を選ぶことができます。

さらに、自分の条件に合わせて保育園を紹介してくれたり、転職に関する相談に乗ってくれたりするので、力強いミカタ!!保育園選びで失敗したくない……!と思っている方は、ぜひ活用してみてください。

 

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(著者:東京都在住 20代後半 女性 元保育士)

「日本生きろ」 仕事を辞めたい保育士が辞めない条件

→最近何かと話題の保育士不足の話。現在68万人いると言われている潜在保育士のうち、あと5万円月収がUPすれば7割以上が復職したいと思っている、という番組を見ました。

保育士が辞めない、続けられる条件とはなんでしょうか。

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◆辞めたい保育士が残る条件1:お給料アップ!

やっぱりお給料アップが一番必要だと感じます。

つい先日までフルタイムで保育士をしていた私ですが、毎月のお給料は15万弱、手取りにすると12万円ほどしかありませんでした。

大学生の息子がバイトでもらうお給料より少ないことも。さすがにモチベーションが下がるのは仕方がないことではないでしょうか。

 

試しに、保育士が時給いくらで働いているのか、計算してみました。

1日8時間労働+1時間の休憩時間ですが、休憩時間も仕事をしているので9時間労働で計算します。さらに、月に1回は土曜勤務もありますので1カ月の稼働労働日は23日で計算します。

【9時間×23日=207時間】

お給料15万円をこれで割ります

【15万円÷207時間=時給724.6円

これを手取りで計算すると

【12万円÷207時間=時給579.7円

私の住む神奈川県では最低賃金は905円ですから、アルバイトのほうがよっぽどもらえると言う計算です。

さらに、保育士の仕事はこれだけで終わりません。

実に多くの書類を書いたり、明日の保育の準備をしたり、行事の準備など、2,3時間の残業はもちろん家に持ち帰る仕事も多いですが、これらについて残業代をもらえたという話を聞いたことがありません。

このお給料では、アルバイトのほうがまし、と離職するのは仕方ないですよね。

お給料がアップすれば、頑張れる保育士、絶対増えると思います。

  

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◆辞めたい保育士が残る条件2:業務の軽減と効率化!

保育園の仕事は、子どもの面倒を見たり一緒に遊んだりすることだと思っている人が多いんじゃないかと思います。

私も、子どもが好きで子どもと接する仕事をしたいと思って保育士になったのですが、実はそれ以外の業務の多さが、半端ありません。

 

・毎日書く『保育日誌』

・個人の記録を書く『児童票』

・『年間のカリキュラム』

・『月間のカリキュラム』

・『個別のカリキュラム』

・『クラスだよりや園だより』

・『午睡の睡眠状態などをチェックする書類』

・保護者にかく『連絡帳』

・会議の『会議録』

・お誕生会、避難訓練などの毎月ある行事には『行事の計画書』と『反省』

これらを書きます。

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運動会やお遊戯会のような大きな行事の場合は、書類はもちろん途中に何度も会議があり、ほかのクラスとの相談などもあり、これらすべてに『会議録』を作ります。

そして、保育園の部屋に飾ってある、動物や花の絵は『壁面構成』と言って、保育士が一つずつ手作りしています。また、子どもが作る『制作物の準備』や、『運動会・お遊戯会の衣装や小道具、音楽』を準備するのも仕事です。

加えて毎日の保育室の掃除はもちろん、トイレ、階段、扇風機にエアコン、園庭の草むしりに駐車場の掃除まで、掃除だけでもかなりの時間を費やしています。これも子どもがいる時間にはできないので、勤務時間外に行うことがほとんどです。

 

保育士の勤務時間は、子どもが午睡中以外はすべて保育をしていますから、これらの業務は午睡中を利用して行います。でもこの量はとても終わりませんので、日常的に残業と持ち帰りの仕事をすることになるのです。

 

たとえばある日の私の仕事です。

子どものいる私は、子どもを小学校に送り出してから家を出ています。朝早く行って業務をするのは無理なので、準備は前日もしくは自宅で行い、8時半に保育に入ります。そのまま子どもたちと過ごし、午睡の時間になると、雑務をこなします。まずは毎日必ずやっておかないといけない連絡帳を書いて保育日誌を書きます。その後、この日は毎月のその子の発達に合わせた個別カリキュラムの作成のためにクラス会議をしました。15人いるクラスの子どもについて相談していたら8人目まで来たところで時間切れ、子どもたちを起こす時間です。それからまた保育をこなし、夕方になると乳児が合同保育になるタイミングで、子どもたちをほかの職員に託し部屋の掃除を行います。なんとか業務時間内に掃除を開始しますが、ある程度の広さのある保育室と3つの便器があるトイレの掃除を行うだけで、勤務時間を軽く超過します。

 

掃除を終えると午睡中のクラス会議で相談した個別カリキュラムをキチンと文章に書き直します。さらに毎月行っている身体測定の結果や、勤務先や電話番号の変更など細かい書類を作成したらもう2時間が過ぎていました。

 

家に帰ってからは、小さな子が使う紐通しの作成です。フェルトで真ん中に穴が開いた、ぬいぐるみのようなものをたくさん作って通して遊ぶのですが、フェルトなので、縫い目が裂けたり伸びたり、毛玉になったりするので、定期的に新しいものを作って追加する必要があります。

結局、9時間の拘束時間+2時間の残業+自宅での制作を1時間。12時間保育園の仕事をしていたことになりました。

 

家庭を持っている主婦の私がこの仕事をずっと続けられるだろうかと正直迷います。業務の効率化を図ればこんな疲弊している保育士が減り、もっと保育士を続けられるんじゃないかなと思います。

 

◆辞めたい保育士が残る条件3:職場の人間関係がうまくいく!秘策は

どの仕事でも、気が合わなかったり、考え方が違ったりすることってありますから、保育士だけに限ったことではないのでしょうが、女性だけの職場になりやすい保育園では、結構陰湿ないじめが行われています。

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実際に、私が実際にうけたり、見たりしたいじめだけでも

・休憩室に入れてもらえず、毎日40cmほどしかないロッカーの前で休憩を取らされた。

 

・ピアノが弾けない保育士に対して罵倒した上、2週間の練習後に披露した時に「やる気が感じられない」などと子どもの前で莫迦にした。

 

・気が効かない、仕事ができない、などと日々子どもの前で叱責するので、子どもたちが信頼してくれなくなった。周りの保育士にも「あの子は仕事ができない」吹聴して回る

 

というようなことがありました。

 

人間関係というのは相手のいることなので、自分だけではどうにもできないことも多いのですが、私が心がけていることがあります。

 

大人の人間関係も、子どもに対するときのようにするとうまくいく。】

 

たとえば、わかってほしいという気持ちが強くなりすぎると、感情表現が強くなってしまい相手が驚いてしまうこともあります。

一生懸命に言いすぎると、責められているように感じてしまうこともあります。

これは相手を『子ども』に置き換えてみると納得できるのではないでしょうか。

発信する側の時は正しいからと言ってどんなふうに言ってもいいわけではないですね。

受け取る側の時には、『一生懸命なのかもしれない』『余裕がないのかもしれない』と一歩引いて聞くのがよいのではないかと思います。

 

でも、どうしてもその場所で上手くいかないことがあれば、その場所から動く、避難する=職場を変えると言うことも考えてもいいと思います。自分の身を守るのは自分自身だけですからね。

 

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◆辞めたい保育士が残る条件4:過酷な労働条件を改善!

保育園の先生って、労働条件も過酷なんです。

もちろん、お給料の低さや仕事量の多さは大きな問題なんですが、実はトイレにもほとんど行けないって知ってますか?

保育士不足と経費削減のため、保育園に配置されている保育士の数はぎりぎりというところが圧倒的に多いです。とくに幼児クラスの場合、1人で担任をしている園も多いので、クラスの子どもたちがいる間トイレに行く暇もありません。そのせいで保育士は膀胱炎にかかる人がとても多いんです。

 

また、ほとんど休みが取れません。トイレと同様に代わりの人員がいませんから、有給を取ることができないのです。

ところが有給取得率が以外と悪くないというデータがあります。それにはこんなからくりがあります。

私の勤務している園は夏休みを交代でとるのに有給を使っています。通常の企業にあるような夏休みは支給されていませんから、実質的には有給消化とは言えないような気がします。

また子どもに感染するような病気の場合はやすみをもらえますが、ちょっと熱がある、体調が悪いと言うくらいでは休めないので、体が回復するときがありません。

 

きちんとお休みが取れて、リフレッシュしてまた元気に保育ができる、そんな環境になればもっと続けられるって人、多いんじゃないでしょうか。

  

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◆辞めたい保育士が残る条件5:ママになっても保育士続けたい!

 結婚出産して主婦になった保育士が仕事をするうえでとても困るのがシフト勤務です。

うちの園の場合、早番の場合午前7時前に出勤して鍵を開けます。遅番の場合は午後8時過ぎに鍵をかけて帰ります。

このような開所時間が7時、閉所時間が8時の保育園は一般的な保育園です、でもこれではわが子はどうやって保育園に預ければいいのでしょうか。

 

同僚の職員は、早番の時は朝寝ているわが子を実家まで預けに行って、実家から保育園に送迎してもらっていました。遅番の時は、実家のご両親に保育園に迎えに言ってもらい、実家でご飯を食べてすでに寝てしまっている子を家に連れて帰っていました。

結局このような生活は1年で破綻し、離職されてしまいました。

 

小学校に入れば、学校に送り出す時間は8時前、公立学童保育に入れても6時半には迎えに行かなくてはいけません。もっと長く預かってくれる民間学童保育に入れると、だいたい月に4万円程度の費用がかかります。夏休みなど長期休暇には10万円近くかかると言います。薄給の保育士では民間学童保育を利用するのはとても無理なので、結果的に離職するか、パート勤務に変わらざるを得ないと言うことになります。

 

中学校に入ると、部活があり放課後も部活や塾などで帰りが遅くなりますから、比較的時間に余裕ができてくるのです。この育児ド真ん中の12年間をもっと柔軟な勤務体制があれば、続けたいと思っている人は多いのです。

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(著者:現役保育士 神奈川県 40代 女性)

(参考:保育士転職サイト

 

 

まとめ

子どもはいずれ大人になります。大人になって社会の一員になる前の、乳幼児期の成長を担うのが保育士です。子どもを産み育てることのできる女性は、社会で一番働き盛りの年齢と重なります。

保育士不足の問題を、単に働いている一個人の問題ととらえずに、社会の問題としてとらえ、解決していこうと言うふうに、今の保育園改革の機運が高まってくれることを願っています。

私と、全国に44万人いる保育士の同僚たち、そして200万人の保育園に通う子どもたち、そして未来の子どもたちのために。

 

 

 

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「ちくしょう。転職する?」 このひと向いてないなぁと思う保育士

f:id:outreachhoiku:20160427153106p:plain(※写真はイメージです)

どんな仕事でも初めて見ると、「この仕事向いていなかったのかも」と思うときがあるものですよね。

特に保育士の仕事は多岐にわたるので、これが苦手だからむいてないかも…っておもうことが他の仕事よりも多いような気がします。

どんな人が保育士に向いてないんでしょう?

1)子どもが好きじゃない

保育士という職業を選ぶとき、子どもが好きな人がなることが多いですから、子どもが嫌いない人がいると言うのにびっくりするんですけれど、子どもが好きじゃない人、もっと言えば子どもが嫌いっていう人、実は結構いるんですよね。

たとえばうちの次男は、子どもが大嫌いです。

口で言ってもわからないし、突然泣きだして何をしたいかわかんないし、食べ物でも何でもべたべたにするし…と思うんですって。

そんな彼は保育士に向いてないですね。当然のように本人も保育士という選択肢は全くないようです。

子どもが好きじゃない人は、やっぱり保育士に向いていないですが、そもそもなりたいと思わないようですね。

 

でももう一歩進んで、

子どもが好きなだけでは、早々につまずいてしまうようです。

子どもが大きくなっていく、いろんなことができるようになっていく、そんな子どもの成長を楽しめる人というのは、保育士に向いていると言えますね。

さらに、子どもの成長のために、自分に何ができるのか、どんな援助が子どもの学びのために有効なのかを考えられる人も保育士に向いていると思います。

そして、保育士は人間同士の関わりが深い仕事ですので、子どもだけでなくいろんな世代の人、いろんな考えの人とコミュニケーションを取るのが得意な人の方が、保育士をするのに良さそうです。

 

子どもが好きというだけで第一関門はすでに突破しているのですから、一歩進んだスキルを身につけられると、より保育士としてふさわしい人になれますね。

 

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2)体力がない

保育士の求人には、ある程度体力に自信がある人とあるところもあります。

子どもたちの抱っこやおんぶ、中腰の姿勢が続きますし、膝痛、慢性疲労というのも保育士には多いです。確かに体力がないとなかなか大変な仕事といえますね。

でもよく考えてください。

子育てをするお母さんの大部分は、体力自慢とは言えないと思いますが、立派に子育てしています。たくさんの子どもたちを見るので子育てをするお母さんと同じとは言いませんが、特別体力自慢である必要はないですよね。

むしろ、自己管理をきちんとできる人、睡眠不足や栄養バランスに注意して、感染症対策や体調に注意することができる人というのは、保育士に向いていると言えますね。

子どもはいろんな病気をしますので、近くにいる保育士はどうしても病気をもらいがち、特に一年目はいろんな病気をしてしまうことが多いです。そうやって保育士自身も免疫をつけて強くなっていくので、特別体力がなくても、十分保育士としてやっていけると思います。

 

3)ピアノや絵が上手じゃない、歌がヘタ

保育園の先生というと、ピアノの前で伴奏を弾きながら子どもたちと一緒に楽しそうに歌を歌っている姿が思い浮かびます。

保育園の部屋には様々な動物や植物の可愛い絵が飾ってあるのも保育園の先生が作るんですよね。

 

でもピアノ苦手、絵が苦手、歌がヘタなんていう人もいるでしょう。

 

私は、実は絵がとても苦手です。学生時代に「まじめにやりなさい」と美術の先生に怒られたことがあります。もちろんまじめにやっているんですが、ふざけていると思われるほどの出来栄えだったんですよね。

特に新しいものを作り出すのは本当に無理なんです。上手にできる人は「適当に」なんて言いますが、適当にやったら絶対にまともなものはできないんです。

 

私が壁面構成を作ったり作品を準備する場合、必ず元になる絵を先に入手しておきます。
保護者として保育園に言っている時、よく、保育園の壁に貼ってある絵、「可愛いな~」「なんて上手なんだろう」って思っていましたが、実は保育雑誌に載っている型紙をもとに作っていますよね。
あの要領で、インターネットなどから必要な絵をコピーして拡大コピーして型紙にすればあら簡単、思っていたものを作成することができますよ。

 

ピアノは難しいと思っている人は、とにかくすぐ両手で弾きがちです。しっかり片手で弾けるようになっていれば、もしうまくいかなくても右手だけは弾き続けることができます。

メロディーがあれば子どもたちは歌ってくれるので、とにかく右手がひけるようになるといいですね。左手なんてコードを和音で弾いていればなんとなく恰好がつくものです。

 

息子の恩師は小学校の音楽の授業の時すべてCDで音楽を流していましたよ。出来ないことを出来るようにするのはとても大変ですが、出来ることをやっていくんだと気持ちを切り替えるとずいぶん楽になるように思います。

出来れば先輩方が、出来ないことを指摘するんじゃなくて、出来ることを伸ばしてくれるような対応をしてくれればいいのですけれど…

 

4)価値観が合わない

もう、結婚相手を探しているような感じになってきましたが、職場の価値観が合わないと言うのも、とても辛いものです。

 

私の勤める園でどうしても価値観が合わないと思う点が2つあります。

 

一つは○○○でことです。保育だからというのですが、○○○のに意味があるとは思えないし、とにかくくなります。長い距離をになります。そして習慣がないと、学校に行くようになって困ると思うのです。利点が一つもないのでとても嫌だと思うのですが、頑として変えようとしません。

(※管理人注:大人の事情により現役保育士さんの魂の叫びをありのままお伝えする事ができません。伏字にて内容をご想像ください。)

 

もうひとつは、を飲んだりを入れて食べたりしたに、を入れて飲むことです。を減らしたいと言う理由からなのだと思いますが、とにかく見た目が汚いし、味覚もおかしくなりそうで、利点がないどころか害があると思います。そんなものを平気で飲めるような感覚で小学校に行ったら、きたないといじめられそうです。

(※管理人注:大人の事情により現役保育士さんの魂の叫びをありのままお伝えする事ができません。伏字にて内容をご想像ください。)

 

おなかに入れば一緒といえばそうですが、食べるものというのは見た目もおいしそうでなければあまりに原始的です。

 

年務めてもこの二つは慣れることができませんし、慣れて平気になってしまうのも怖いなと感じています。

かといってすべての価値観が一致するところがあるわけではありませんから、折り合いをつけられる範囲のずれか、というのをいつも考えています。

でも、この2つのルール、ほかの所では聞いたことがありません。どうしても嫌でしょうがないのであれば、ほかの保育園にうつれば、価値観の違いはある程度解決できる問題のようです。

 

5)人間関係がうまくいかない

これは、保育士に限らず、間違いなくどの職場でもあり得ます。ただ、人間同士の関わりのみの仕事である保育士は、この人間関係で悩むことが本当に多いです。

先輩や管理職との関係・保護者との関係・同僚との関係・子供との関係。

どこを向いても人間関係ばかりですから、すべてがうまくいくと言うのは本当に難しいです。

はじめて保育士になった時は、保育士の人間関係はなかなか難しいから、周りの様子を見て、自分が話すよりも聞くようにしていたのです。そうすると、すっかりおとなしい何も言わない人と思われてしまったようで恰好のいじめの的になってしまいました。

一生懸命やるのはもちろんですが、あるがままの自分でやってみて、うまくいかなかったら次を探せばいいと言うくらいの方が、うまくいくような気がします。

 

まとめ

保育士に向かない、と悩む人の抱える問題を考えてみると、ほとんどが保育士という仕事が問題というよりは、その園との相性や、保護者や同僚・先生たちとの相性のようです。

せっかく目指していた保育士自体を辞めてしまいたくなるほど疲弊する前に、ほかの園に移ることを考えてみてください。

もう、無理かもしれないと思える状況だった時でも、職場が変わり相手が変われば解決することも多いですよ。

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(著者:現役保育士 40代 女性)

 

※『私、保育士辞めたい。』は、すべての記事が保育士経験者や、現役の保育士によって書かれています。実体験を元にした、保育の現場の声が、一人でも多くの方にお届けできればと願っております。