保育士辞めたいの私だ

Suicide Outreach ~保育園という『戦場』で傷つき、生き残り、うつや悩みで辞めたい現役保育士を救済するブログ~

保育園の夏祭りにピッタリなゲームや出し物を一挙紹介!

f:id:outreachhoiku:20170622172350j:plain

 

保育園の夏祭りは、実行委員が回ってくると目まぐるしく忙しくなります。

園全体の行事ですし、「どんな催しものを準備すればいいのか迷う…」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、みんなでしっかり楽しめるゲームや出し物をご紹介します!

これを見て、夏祭りを楽しくプロデュースして下さいね♪

 

----------------------------------------------------------------

f:id:outreachhoiku:20170526095244j:plain著者:きょう /岡山県/30代後半女性/保育士歴9年

----------------------------------------------------------------

 

楽しめること間違いなしの王道ゲーム

 

出し物を考えるうえで一番大事なことは参加する子どもみんなが楽しめるかどうかということです。

そこでおすすめなのは、子どもが参加できる簡単なゲームです。

みんなで集まってするものも、個々に楽しめるゲームも両方ご紹介しますね。

 

もぐらたたき

youtu.be

もぐらたたきは昔からあるゲームではありますが、最近は子どもたちが経験する機会も減っていると思いませんか?

準備などが大掛かりになりますが、それでも、もぐらの操作を少し工夫すればとっても楽しめます。

大きさももっと大きくしようと思えばできますよね。

また参加する子どもの年齢に合わせて手加減もできますので、皆が無理なく参加できるゲームなんですよ。

 

射的

これまた夏祭りっぽいゲームですよね。

ゴム鉄砲などを作っておき、景品を並べておくだけでできますので、準備もラクチンです。

年少さん向けに、ボール投げなどをしてもいいですね。

倒したものがもらえるということで、子供たちも熱中して取り組んでくれるのではないでしょうか?

 

ビンゴ

誰でも楽しめるビンゴですが、これが意外と準備だったり大変なんですよね。

みんなで参加するゲームなので、園長先生や主任の先生と相談しなくてはいけないことが増えてくるでしょう。

景品やビンゴカードなどはどうする?といったことも決める必要があります。

しかし、ひとたび用意してしまえば、ビンゴほど簡単に済ませられるゲームはないんですよ。

それでいて子どもウケも大人ウケも良いので、とっても重宝する出し物です。

今まで出た数字が分からなくならないように、数字を大きな模造紙などに書いていくなどといった気配りは忘れないようにしましょう。

 

子どもの思い出に!製作遊びはいかが?

 

最近では、動物園や水族館に行くと、「ワークショップ」を開催しているところが増えています。

自分で何かを作って持って帰るというのは、子どもにとって素晴らしい思い出の1つになるでしょう。

そこで、夏祭りでもワークショップ的な出し物を用意できたら素敵だと思いませんか?

 

キーホルダー

プラバンを使えば簡単に作れるキーホルダーは製作遊びにオススメです

用意したプラバンを切り分けて、穴をあけておくだけで準備はOK。

何を書けばいいのか迷ったとき用に、イラストの見本をいくつかおいておくと子供たちも書きやすいですね。

あと、気をつけなくてはいけないのは、机の上にうっかりペンが付いてしまってもいいような用意が必要です。

油性ペンが机に直接付いてしまうと、落とすのがとても大変なので…。

例えば、100均で売っているようなテーブルクロスなどを敷いておいたり、保育園で使う制作シートを使ったりする工夫などいかがでしょうか。

また、最後にオーブンで焼きますが、できたてはとても熱いので子どもたちはもちろん、保育士の方もやけどをしないように注意しましょう。

 

お面作り

夏祭りと言えばお面ですよね。

今回オススメしたいのは、ただ保育士が作って渡すのではなく、子どもに自分の好きなお面を作ってもらおうという企画です。

好きなキャラクターのイラストでもいいですし、動物たちでもいいでしょう。

一体どこから素材を持ってくるの?!と思うかもしれません。

そんなときにオススメのサイトが、ちびむすドリルです▼

happylilac.net

無料でダウンロードできるものがほとんどですので、これをダウンロードしてコピーして置いておく!これでOKですね。

使う前に利用規約は確認しておきましょう。

後は、頭の輪っか部分を作っておき、当日、色を塗ってくれた型紙に貼りつけ輪ゴムをつければ完成です。

そこまでは全部子供たち、そしてお父さんお母さんたちがしてくれますので、楽しみながら製作ができますね。

 

うちわづくり

もし、予算が許すのならこんなキットもありますよ。

item.rakuten.co.jp

これを用意しておけば、あとは好きなようにうちわを作ってもらうだけです。

型抜きで押した色紙などをそばに用意しておいたり、いろんな色のマジックや色鉛筆などを置いておけば好きなデザインにできますね。

夏祭りのお土産に、すぐに使えてとっても可愛いうちわはいかがでしょうか?

 

「これでこそ夏祭り!」な定番の企画

 

お化け屋敷

f:id:outreachhoiku:20170622173926j:plain

 

定番中の定番ですが、お化け屋敷はおそらく一番準備が大変な企画でしょう。

お化けを作ったり、コースになにを設置するかなども何日も前から打ち合わせる必要があります。

参考までに、私がしていたお化け屋敷では、コースのある部分に卵のパックを敷きつめていました。

ならないはずの床から「カシャカシャ!」と音がすると大人でもびっくりするものです。

後はしっかり怖がらせてあげて、最後の出口では「あめ」などの景品を用意しておくと、子どもたちも勇気を出して挑戦してくれるかもしれませんね。

 

出店

f:id:outreachhoiku:20170622174409j:plain

夏祭りは夕方に行う保育園もありますよね。そんな時に、ちょっとした出店があるとお祭り感がUPすると思いませんか?

例えば「飲み物」系の出店は人気が出ることでしょう。

夕方と言ってもまだまだ暑いですから、何回もおかわりに来る人もいるかもしれません。

他にも、軽食系を用意しておくと、お父さんには好評です。簡単にできるもので、しっかり食べられるものを用意するのもいいですね。

他にも、バザーを兼ねてドーナツ屋さんに注文して出店するというアイデアもあります。

間違いない味ですし、作る手間が省けます。また売り上げは保育園の活動費に組み込むことができますので、助かりますよね。この辺の事はお金が絡んできますので、園長先生や主任の先生に確認が必要です。

 

盆踊り

夏祭りということで、浴衣や甚平を着てくる子どももいることでしょう。

そこで普段の保育で、年長さんたちに盆踊りの踊り方を伝えておくと、当日も集まってきてくれますよ。

例えば、「ドラえもん音頭」や「アンパンマン音頭」「ポケモン音頭」は子どもたちも親しみやすく、口ずさんでくれたりもします。

 

まとめ

 

保育園の夏祭りは企画のアイデア次第でいくらでも楽しむことができる行事です。

一年に一度しかなく、しかも、一度帰宅してからもう一度行事に参加する家庭が多いので、なんだか気恥かしそうにやってくる子どもも少なくありませんよね。

準備は大変でありますが、しっかり頑張って企画して、子どもたちの楽しい思い出作りの時間にしてあげてくださいね。

夏といえば水遊び!保育園で子どもが喜ぶ遊びネタ4連発

f:id:outreachhoiku:20170620170656j:plain

 

夏独特の遊びといえば、水遊びですよね。

子どもたちのテンションが一気に上がり、雨が降ると残念な顔を見せる子どもも少なくありません。

てるてる坊主を作ってまで楽しみにする子もいますよね。

そんな楽しみに応えるべく、水遊びのネタを考えるのもまた保育士さんの重要な仕事です。

そこで今回は子どもが喜ぶ水遊びのネタを4つご紹介します。

これからの季節の参考にしてみてくださいね♪

 

----------------------------------------------------------------

f:id:outreachhoiku:20170526095244j:plain著者:きょう /岡山県/30代後半女性/保育士歴9年

----------------------------------------------------------------

 

プールde玉入れ!

 

まず、最初にご紹介したいのは年長さん向けの水遊びのネタです。

年長さんともなれば体もしっかりしてくるので、水で楽しんで遊べますよね。

しかも、保育園のプールならそこまで水深がないので、存分に遊ぶことができます。

そこで、プールの中で行う「玉入れ」はいかがでしょうか?

 

▼用意するもの

・帽子×2

・かご×2

・カラーボールたくさん

 

▼準備

まず、帽子にかごをつけなくてはいけません。

これは玉入れのかごの役割を果たしますので、しっかり固定し、少し動いたぐらいでは外れないようにしなくてはいけません。

また水に濡れるということも考えると、両面テープなどで張りつけるのはやめたほうが無難ですね。帽子は水泳帽ではなく、普通のカラー帽子で十分でしょう。

保育園に予備などでおいている場合はそれを借りるといいですね。

この帽子にかご、というよりザルのようなものを縫い付けるとそれででき上がりです。

 

▼遊び方

基本的に普通の玉入れと同じ遊び方をします。

カラーボールの色がそろわないという場合でも、鬼を2人用意すれば、「どっちのかごに何個入ったか」や「チーム分けを」して合計数を競うこともできます。

まず、カラーボールをプールに浮かべます。

そしてプールの中に鬼役が2人入ります。

その後、用意スタートの合図とともにボールをかごの中にいれるのです。

一定時間が経過したらそこでおしまいにして何個入ったかを競います。

 

ちなみに、カラーボールの色が2色で揃わない時は、子どもを2チームに分けて、一回ずつ見学するという方法も取れます。

こうすると、水の中に入りっぱなしを防げますので、休憩にもなってちょうどいいかもしれませんね。

 

タコさんジョウロ

 

f:id:outreachhoiku:20170620170857j:plain

年長さんなら体中を使って楽しめる遊びも、年少さんになるとなかなか難しいですよね。

そこで今度は、年少さんがしっかりと水と触れあって楽しめる遊びをご紹介します。

 

▼用意するもの

・ペットボトル

・ビニールテープ

・油性マジック

・キリ

・ひも

 

▼準備

まずは「ペットボトル」を半分に切ります。使うのは、切った下の部分です。

大きさは何通りあってもいいと思います。

例えば、2Lなら2Lの楽しみがありますし、500mlなら500mlの楽しみ方があります。

ただ、できるだけ柔らかいペットボトルを使った方が切りやすいので簡単にできますよ。

次に、ペットボトルの切り口に「ビニールテープ」を巻きます。

この時、できればタコに見えるように赤色のビニールテープで巻きましょう。

手を切らないように、ここはしっかりと、巻きつけます。

その他の部分もビニールテープを巻きつけてもいいんですが、そうせず、あえて透明にしておくというのもいいですね。

このペットボトルの側面には、タコの目と口を書いておきます。

そして底の部分に「キリ」でいくつか穴を開けます。

あわせて、口の部分にも穴をあけておいてもいいですね。

さらに、ペットボトルの切り口側に、左右1つずつ穴をあけてここにひもを通しておきます。

こうすることで、子どもが持ちやすくなりますよ。

最後に、底の部分にビニールテープを貼り合わせたものを8本作りタコの足にします。

こうすることで、タコの足の間からも水がたくさん出てきます。

 

▼遊び方

年少さんは大きなプールに入ることができない場合もありますので、この作ったタコさんジョウロを水の中に浮かべておきます。

あとは、子どもたちが水を入れてそれを流して、をくり返します。

このジョウロを使って打ち水をしたり、保育園にある花壇に水をあげたりすることもできますね。

楽しみながらいろんな習慣を知る、いい機会にもなりますよ。

 

牛乳パックで宝さがし!

 

続いてはいつもの宝さがしにプラスアイテムで雰囲気の変わる遊びをご紹介します。

年少さんは水の中が見れる遊びとして、年中さんからは宝さがしをする目的を持って遊べるので、みんなで出来そうですね。

 

▼用意するもの

・牛乳パック×人数分

・ラップ

・輪ゴム必要なだけ

・プールに沈める宝物

 

▼準備

牛乳パックを使って水中メガネを作ります。

まず、牛乳パックは開かず、半分に切ります。

そして底の部分も切り取り筒状のものを作りましょう。

両方の出口にラップを貼り、ラップが取れないように輪ゴムで口をします。

こうすることで、顔をつけて目を開けなくても水の中が覗けるようになります。

 

▼遊び方

まず最初にプールの底に宝物を入れておきます。

そして「今日は水中メガネを使って宝探しをしましょう!」と最初にルールを決めましょう。

年長さんはいつもと違う水中の見え方に驚くでしょうし、どんな風に使えば一番効果的に使えるかを発見できる子どももいるかもしれません。

 

年少さんなどは、まだ手がうまく使えないかもしれないので、水の中にある自分の足や友だちの足を見ることから始めてみてはどうでしょうか?

顔をつけてないのに水の中が見えることに、子どもたちはきっと喜びを感じることでしょう。

 

 

紙コップでヨットレース

 

f:id:outreachhoiku:20170620171329j:plain

今度はプールに入る必要のない遊びをご紹介します。

もちろん入ってもアレンジ次第で遊べますので、年齢に合わせた設定をして下さい。

 

▼用意するもの

・紙コップ

・ハサミ

・クレヨン

 

▼作り方

年長さんなら最初から全部1人で作ることもできる制作遊びです。

紙コップの底から2cm上の辺りをグルリ、と切ります。

この時、一周全部切らずに、残り3cmほど残して切り込みを入れます。

切った広い部分を今度は飲み口の方から斜めに切ります。

このとき、下の部分がきちんと底と繋がってるところを残すようにして作ってください。

斜めに切る切り方は自由にアレンジできます。

例えば、三角が2つになってもいいですし、クリスマスツリーみたいな形になっても構いません。

最後に、このヨットの帆の部分に色をつけます。これで完成です。

 

▼遊び方

大きなプールに入れて遊ぶ場合はこれを浮かべて、ストローで後ろから吹いてみると進むことを伝えます。

また友だちと競争をしてもいいですね。

その場合プールの端から端までヨットレースを開催するのも面白いかもしれません。

プールに入らないのであれば、小さめの「たらい」などに浮かべてもかわいいですね。

ヨットの帆の部分を自分の好きなようにアレンジできますので、自分のがどれか分かりやすいということもあります。

ヨットの上に人形を乗せてみるのも面白いと思いますよ。

 

【子どもと水遊びをする際の注意点】

 

とっても楽しくて、夏ならではの遊びですが、水遊びには一歩間違えれば重大な事故になってしまう危険も潜んでいます。

そこで、子どもたちには毎回約束を守ってもらうようにしましょう。

 

・走らない

・押さない

・引っ張らない

・飛び込まない

・先生の話をよく聞く

・友だちの上に乗らない

 

などは最低限約束をしたほうがいいですね。

これらの約束は、最初は守りにくい子どももいるかもしれません。

しかし、「まあ仕方ない」と見逃してはいけない約束です。

何回も言いますが、水の事故と言うのは命に関わります。

保育士も、この7点は最低限意識しましょう。

 

・子どもの健康状態のチェック

・食後すぐは入らない

・トイレに行かせてから入る

・水着の紐は短く結ぶ

・時間を守って入り過ぎない

・こまめに休憩をとる

・複数の保育士で見守る

 

 

まとめ

 

非日常である水遊びは子どももすごく開放的な気持ちになります。

楽しくて楽しくてたまらない!という子どももいれば、顔に水がかかるのを怖がるという子どももいます。

複数の保育士でしっかりと見守り、子どもたちが無理なく水遊びを楽しめているか、危険はないかをもう一度よく確認するようにして下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

【経験者が伝授!】保育指導案の書き方マニュアル

f:id:outreachhoiku:20170619122923j:plain

 

保育士の業務のなかで、一番頭を悩ませるのが指導案かもしれません。

指導案にはそれぞれ役割があり、自分の担任のクラスの雰囲気も考えないといけないので、指導案作りが苦手という方も多いのではないでしょうか。

でも実は、やっていることはとてもシンプルなことで、「子どもが成長をするには何をしてあげればいいのかな?」ということを少しずつ具体的に書いていけばいいんです。

ちょっと考え方を変えてみるだけで、楽しく書けるようになる指導案。

簡単なマニュアルを作ってみたので、ご紹介しますね♪

 

----------------------------------------------------------------

f:id:outreachhoiku:20170526095244j:plain著者:きょう /岡山県/30代後半女性/保育士歴9年

----------------------------------------------------------------

 

保育指導案のおさらい

 

「もう長い付き合いだから分かってる!」という人もいるかと思いますが、おさらいの意味も込めて役割を見てみましょう。

 

■年間指導計画

年間指導計画とはその年度を通して、

・目標とすること

・達成したいこと

・その目標を達成するためにはどんなアプローチをいつ頃行っていくか?

といったことを書くものです。

保育園での活動が1日完結の内容ではなく、進級や卒園の時に大きく成長できるようにしていくための計画なんですね。

 

■月案

月案では、月ごとの目標や活動内容を書き込む指導案です。

年間指導計画を達成できそうかを考えて、じゃあ来月はどういう活動をすればいいんだろう?と作っていきます。

 

■週案

週案は3歳以上3歳児未満では要項が違います。

3歳以上の週案は要項が月案と似ている所があり、3歳未満は少し簡略化されたものになります。

どちらも、週を通しての目標と、それにともなう毎日の活動などを記録していく指導案です。

 

■日案

日案では、その日の活動の手順や目的を計画します。

基本的に、「自分以外の誰がその日の保育に入っても活動が行える」ように細かく計画を立てていきます。

時間などの指定も必要になるので、書くのに想像力が必要な指導案ですね。

 

保育指導案作成のポイント

f:id:outreachhoiku:20170619122951j:plain

 

■ポイント1.年間計画をまず考え、連続性のある指導案にする

指導案を書くときは、まずは書く順番を意識することから始めましょう。

当たり前のようですが、業務に追われているとついつい目の前の指導案ばかりにこだわってしまいがちですよね。

まず最初に書かなくてはいけないのは年間指導計画です。

これは自分のクラスだけで決められない場合もありますよね。

同じ年齢のクラスが他にあるのなら、そのクラスとねらいを一緒にしたり活動に関わりを持たせたりということも必要になります。

そしてそこから月案に落とし込んでいくのですが、ここで具体性をしっかりとつけていきます。

イメージとしては年間指導計画に肉付けをしていく感じですね。

ねらいもその月によって変えていかなくてはいけませんが、先月の活動でそのねらいが達成できていない、と強く感じるのなら継続して同じねらいを入れてもいいです。

さらに週案では、月案を活動レベルまで噛み砕いて書いていきます。

年間指導計画でこういったねらいがあるから、月案でこれを目指す、そのために週案で「この週にはこれに力を入れますよ」というのを示すんですね。

そして日案になると、前日での経験や体験を考える必要があります。

「昨日はこういった活動をしてこんな成果があったから、今日はこうしてみました、明日はこうしていきたい」と活動が膨らんでいく様子を計画するといいですね。

これら全てが1つに繋がって、「だからこの年間指導計画のねらいになっているんだ!」と納得できる内容になっていればいいのです。

 

■ポイント2.子どもの発達を把握して「ねらい」を決める

ではどういったことを基準にねらいを決めればいいのでしょうか。

それには、クラスの子どもたちの発達が大きく関わってきます。

子どもの姿を無視してねらいを決めることは本末転倒ですし、そのクラスの指導計画案としては意味をなしませんよね。

例えば、トイレトレーニングなどでは子どもたちの足並みがそろうということはほとんどないでしょう。

完了している子もいれば、まだまだ間隔が決まっておらず何枚もパンツを濡らしてしまう子もいます。

この両者がいる場合でねらいに「トイレトレーニングに励む」というのはどうでしょうか?完了している子にとっては意味を成さないねらいになってしまいますよね。

ここではトイレトレーニングが完了している子どもに注目して、その子どもはどういった感じで完了しているのか考えてみましょう。

保育士に促されてトイレに行くのか。それとも自分で尿意を感じてトイレに行くことができるのか。

もし、保育士に促されてじゃないと行けないのだとしたら、「自分で判断する力」というところが不十分ですよね。

完了していない子も、「自分で判断する力」がつけば自分でトイレに行けるようになるかもしれません。

こういったところをねらいに盛り込んでいくと、そのクラスに沿ったねらいになると思いませんか

 

■ポイント3.園の方針や、先輩の指導案からヒントを得る

指導案を書く時に、どうしても思い浮かばない!という場合は園の方針に戻ってみましょう。

保育園は園の方針に基づいて活動や行事を計画します。

例えば園の方針が「明るく素直な心をはぐくむ」でしたら、ねらいに「楽しく活動する」や「気持ちを素直に伝える」などと言ったものを盛り込んでみてはいかがですか?

ねらいが決まればそこから活動が考えられますよね。

指導計画案でつまずきやすいのは子どもの活動に重点を置きすぎて、ねらいがあやふやになってしまうところです。

この土台さえしっかりしていれば、活動も上にきちんとのってきます。

また、指導案というのは、書き方テンプレートといったものがあるようでない書類です。

書き方をどうしたらいいのか、というところに悩む人も結構いますよね。

そこで、先輩の指導計画案を参考にして、自分が読んで一番読みやすいと思った書き方を真似してみましょう。

もちろん丸写ししというわけにはいきませんが、書き方ぐらいは参考にできますよね。

あなたが読みやすい、と感じるということはその先輩の指導案が優れているという証拠です。たくさんの例を見て、いいところを真似しちゃいましょう。

真似をしているうちに自分らしいアレンジができるようになって、少しずつ自分の書き方が身についてきますよ。

 

■ポイント4.主体の統一

指導計画案を書く中で、実は主体を統一するというのはとっても大切なことです。

どういうことかというと、たとえば指導計画案の中で予想される活動を書くかと思います。

ここで「外遊び」について記入したいとき、あなたなら何と書きますか?

「外遊びを楽しむ」?それとも「外遊びを楽しめるようにする」?

この場合、前者は子どもの目線で、後者は保育士の目線です。

どちらが正解ということはありませんが、この主体が活動のたびに変わってしまうと統一感の感じられない書類になりますよね。

例えば「外遊びを楽しむ」⇒「保育室で休憩できるように準備する」となっていたらどうでしょうか?

何が子どもの活動で、どこまでが保育士の援助か分かりにくいですよね。

項目が「子どもの活動」「保育士の援助」と分けられているのなら、この項目の主体は誰なのか、ということを一番に考えて書くというのも、他の人に伝わりやすい指導計画案になると思いますよ。

同じように、文末の言葉も「ですます」と「である」が混ざらないように気をつけましょう!

 

まとめ

 

指導計画案と言うのはその種類が多く、ねらいや活動がマンネリ化してしまうということがあります。

そこで一番に考えてほしいのは、他の人が読んでみて分かるか、分からないか、ということです。

自分が読んで分からないことは他人には絶対に伝わりません。

まず自分が読み返して分かりにくいところはないかチェックする事から始めましょう。

できれば他の人に読んでもらってチェックしてもらうことも、指導計画案をスキルアップさせるために必要な事になってきますよ。

※『私、保育士辞めたい。』は、すべての記事が保育士経験者や、現役の保育士によって書かれています。実体験を元にした、保育の現場の声が、一人でも多くの方にお届けできればと願っております。