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保育士辞めたいの私だ

Suicide Outreach ~保育園という『戦場』で傷つき、生き残り、うつや悩みで辞めたい現役保育士を救済するブログ~

「死にたい」と思いつめるほど辛い保育士

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保育士って、子どもたちが「生きること」に携わるお仕事なんですけどね……。

悲しいことに、「死にたい!!」って思っちゃうことがあるんですよね。

それくらい追い詰められてしまうことがあるんです。

 

違う仕事をしている友達から見ると「保育園の先生なんて、子どもと遊んで歌って、とってもハッピーな仕事だね!!」らしいのですが、現実はそんなもんじゃありません。

 

・100時間を超えるサービス残業

・園長や先輩からネチネチといじめられる

・少ない給料

・子どもたちから季節ごとに貰う感染症(かさむ医療費)

・彼氏と遊ぶ時間どころか自分が美容室に行く時間すらない忙しさ

 

ざっと思いつくだけでも、死にたくなる理由がこんなにあります。

 

◆頑張り屋さんの保育士ほど死にたくなってしまう

保育士は真面目な人が多いです。大切な命を預かる仕事ですから、真面目でなければいけないのです。子どものお手本にもならなければいけないし、辛いことがあっても歌ったり踊ったりしなきゃいけません。

前の晩に彼氏と別れたとしても、翌朝には「みんなおはよー!」と子どもたちに100%の笑顔で対面するのが保育士。

そんな真面目な性格が災いし、自分のことをどんどん追い詰めてしまう人が多いんです。

たとえば、仕事で失敗した時や上司から思い切り叱られた時は、「私だってちゃんとやってたのにー!」「園長むかつく!」と不満を感じるのが健全な思考ではないでしょうか。しかし保育士は、自分を責めてしまう人が多いんですよ……。

「自分はなんて未熟なんだろう。もっともっと勉強しなくては」

一見すると素晴らしい考え方かもしれません。

でも、これでは不満の抜きどころがなく、ストレスはたまっていく一方なんですよね。

真面目で頑張り屋で謙虚な人ほど、「死にたい」と自殺したくなるほど、思いつめてしまう傾向があります。

 

◆こうなったら要注意!心の危険信号

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その1:眠りが浅くなる

これは私もなったことがあります。鬱病の人は、早朝覚醒をする傾向があるのですが、夜に安心してぐっすりと眠れなくなってしまうんです。

また、朝起きた時もなんとなくダルくて、仕事に行く気力がない。

これは体が発している危険信号なので、敏感にキャッチしてあげてください。

 

その2:1週間仕事しかしていない

多忙すぎてプライベートがゼロに……!なんてこと、ありませんか?

忙しすぎると、友達に連絡を取ることも、自分が好きな本を読むことも忘れてしまいます。ワーカーホリックになりやすい人は特に、自分のプライベートに無頓着です。

「仕事以外の時間」を意識して作り、息抜きをしましょう。

 

その3:「やりたい!」という気持ちがなくなる

いわゆる無気力状態のことです。こうなったらちょっと危険。

子どもたちとこんなことをして遊びたい、とか。

次のお休みには旅行に行きたい、とか。

そんな「意欲」は、どんなに過酷な状況でも生きる力になります。

「やりたい!」がなくなってしまった時は、疲れすぎている証拠かもしれません。

 

その4:子どもたちが可愛く思えない

子どもが大好きで保育士になったのに、子どもが可愛いと思えない。そんな自分を責めてしまう。

こういった話は私の周辺の保育士からもよく聞きます。ブラックば労働環境で働き続けると、心の余裕はどんどん奪われていきます。そうしているうちに、子どもたちに愛情をかける余裕も消えてしまうのです。

そうなってしまったら、この仕事は成り立ちません。子どもの命を守る仕事ですから。真剣に、今の職場を離れることを検討したほうが良いでしょう。

 

その5:「死にたい!!」と思わなくなる

え?矛盾してない?と思ったでしょうか。

実は、自殺してしまう人の傾向として多いのは「死にたくなる」よりも「生きたくなくなる」なんです。

つまり、大声で泣いて「死にたいよー!」と泣いている人は、発散ができているので自殺しにくいんです。いちばん危惧すべきは、「死にたい」とすら思わなくなってしまった場合。生きる意欲がなくなり、消えたい……と布団の中で思った時がレッドカード。家族やお医者さんに相談することをお勧めします。

 

◆心を壊さないために、やるべきこと

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まずは盛大に愚痴をこぼすこと。職場の人に相談しづらい内容なら、友達でも家族でもいいんです。とにかく今日あった嫌なことを、誰かに聞いてもらいましょう。

そして、プライベートを充実させることも効果アリです!仕事のことばかりが頭の中を占領しているのは健全な状態ではありません。趣味、勉強、運動、恋愛、なんでも良いのですが、仕事以外で夢中になれることを探してみてください。「仕事の悩みって、意外とちっぽけだな」なんて思えるかもしれません。

いちばん大切なことは休養を自分に許可すること。これ、苦手な保育士さん多いんですよー。残業も持ち帰り仕事も当たり前……なんて保育業界だけ。法律違反なんですから、堂々と休みを満喫していいんです!そういった「自分自身への休みの許可」ができるようになると、だいぶ心は楽になりますよ。

 

死にたい……と思ったら、まずはそこまで追い詰められてしまった自分を責めないであげましょう。だって、それほど過酷な状況で働いていたのですから。まずは自分の心の状態を見つめ、どんな職場だったら穏やかな気持ちで働くことができるかを考えてみましょう。

あなたに「死にたい」と思わせる職場に、ずっと勤めている必要はないと思いますよ。

 

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著者:東京都在住 女性 20代後半

参考:もうがんばらなくて、いいですよ。私らしく転職先を探す方法

 

 

※『私、保育士辞めたい。』は、すべての記事が保育士経験者や、現役の保育士によって書かれています。実体験を元にした、保育の現場の声が、一人でも多くの方にお届けできればと願っております。