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保育士辞めたいの私だ

Suicide Outreach ~保育園という『戦場』で傷つき、生き残り、うつや悩みで辞めたい現役保育士を救済するブログ~

「流れ変わった?」保育士の息子が家賃全額負担の新築アパートあてがわれた

この春、大学を卒業して新社会人になった長男。

自分自身が、キツイ、忙しい、給料低いと感じている保育業界に進みたいと長男が言った時には正直、勧められないと感じていたのですが、同じ業界とは思えないような保育園を探してきました。

まず驚くのは、最近の求人数の多さ

私が住んでいるのは、都心から電車で1時間半ほど離れた郊外です。

このあたりで、保育士の仕事を探しても、月給15~16万円程度、ハローワークのインターネット検索サイトで、私の住む市と隣接する市を合わせて3市を指定しましたが、フルタイムの仕事は13件でした。

でも、30分電車に乗り、都心から1時間ほどある都市では27件になりました。

これが東京都全体では1351件になり、20万円を超えるところが多数出てきます

最近朝日新聞の記事で、保育士の都心の求人倍率は66倍というのがありました。66倍というと、ピンときませんが、保育士1人につき66個の求人があると言うことです。この66個の中からどこを選ぶかと考えるとき、やっぱりお給料ですね。

政府「保育士の給料上げます」→現状は?

最近、安倍首相は保育士賃金を月平均6千円上げると言う方針を表明しました。

ベースアップ0も珍しくない保育士業界では6千円のベースアップは、けして少ない方ではないのですが、何せ元のお給料が低すぎるのです。

潜在保育士は最低でも5万円の給料アップがなければ復職しようと思わないと言っているほどです。

そんななかで66倍の中から選ばれる保育園になるために、ボーナスを年4回支給したり、昇給を毎年することを約束すると言う園もあるそうです。

お給料に絡んで、手当を充実させる園も多くあります。

息子の就職先の保育園がすごかった

息子の就職した保育園では、借り上げ社宅のような形で、部屋は法人で借り、全額家賃を負担してくれました。社宅だから安価な部屋を借りているのかと思いきや、ため息が出るほど素敵な部屋。

ロフトは布団が2つ敷いてもまだあまるほどの広さで間接照明がついています。ロフトですから天井は低いですが、小さなテーブルも付いています。

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そのロフトに上がる階段は真っ白で、階段下収納になっています。大容量の収納になっている上に、テレビも階段下収納に置くことができます。

f:id:outreachhoiku:20160608000343j:plain大概の洋服が入るサイズの大きなウォークインクローゼットに、ブーツまで収納できる靴収納庫もあります。洗濯機置き場にも扉がついていて、生活感がなく住むことができます。

コンロが2口ある、システムキッチンにはカウンターテーブルがついていて、簡単な食事ならそこで食べられます。

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シャンプードレッサー付き洗面台にはコンセントが2ついています。ドライヤーとアイロンを両方コンセントさすこともできますね。全体的に明るく、洗面所の壁紙はレンガ模様です。お風呂には浴室乾燥も付いていて、仕事に行く時に浴室に洗濯物を干しておけば帰ってきた時には乾いています。雨がふるんじゃないかって心配することもないですね。

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エアコンも照明ももちろんついていて、照明はサーキュレーターがついています。エアコンをつけるときにサーキュレータをつければ、冷暖房効率がUPして光熱費にも貢献してくれそうです・メインルームの壁は打ちっぱなしコンクリートのようなおしゃれな壁紙です。

もう、トレンディードラマにでも出てきそうな内装です。

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アパートの周辺を見てみました。

各駅停車しか止まらない私鉄沿線ですが、閑静な住宅街です。坂が多いですが駅から徒歩8分。勤務する園までは5kmくらいですので、電動自転車なら自転車通勤できそうです。

周辺にはコンビニエンスストアやドラッグストア、ホームセンターがあり、少し離れたところにスーパーマーケットと100円均一のお店がありました。

住宅街なためか、食料品などの物価はさほど高くなく暮らしやすいのではないかと感じました。自活することで、生活費がかかりますが、住宅費が0ですし、都心に近いので、お給料も比較的よく、十分余裕を持って働けそうです。

住宅費が0になると言う手当は、かなり効果が高いことを感じます。

自宅通勤でないと、保育士は給料が安いから暮らしていけないと言うのは、過去の話なんだなと痛感しました。

著者のプロフィール

40代女性。ブランク有の状態から保育士として復帰し、現在神奈川県のとある保育園で働いています。息子もこの春から保育士です。

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(現役保育士 40代 女性)

まとめ

子どもたちは先生の笑顔が大好きです。
子どもたちがいくら好きでも生活に追われていたら笑顔になれないですよね。毎日接する子どもたちのためにも、自分が働きやすい場所で仕事をすることは大事なんです。

ちょっと勇気を出して、新天地を求めるのもよいのではないかと思いました。そういう私たち保育士の活発な転職活動がやがて、保育士の待遇改善にも力になってくれるのではないかと期待しています。

 

※『私、保育士辞めたい。』は、すべての記事が保育士経験者や、現役の保育士によって書かれています。実体験を元にした、保育の現場の声が、一人でも多くの方にお届けできればと願っております。