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保育士辞めたいの私だ

Suicide Outreach ~保育園という『戦場』で傷つき、生き残り、うつや悩みで辞めたい現役保育士を救済するブログ~

泣き叫ぶ子ども・・・。ママたちが非常事態

NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~ を見ました。

こどもと、こどもを育てる側(主に母親が)直面する困ったこと、それはなんで起きるのかと言うことを科学的に解明するという内容でした。

ママたちを悩ませる子どもの「あの特徴」の原因

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まず知ったのは、母親が困ったと感じる「子どもの行動」には、ちゃんと理由があると言うことです。

 

一体、どんな理由なんでしょうか。

ママさんたちを悩ませる子どもの特徴としてよくあげられる、夜泣きとイヤイヤ期について考えてみました。

夜泣きの原因は

赤ちゃんが生まれてすぐに悩まされるのは夜泣き。昼間は寝ていることが多いのに、夜中になると起きて泣く。昼間に寝ているわけにはいかない大人にとっては、睡眠不足になるし本当に困ります。私自身も、わが子がなんで起きるのかなんで泣くのか不思議でしょうがなかったことの一つです。

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この理由が、子どもがまだ胎内にいるときに秘密がありました。

 

子どもが体内で起きて、指をしゃぶったりあくびをしたり、生まれてきてからの練習をしていると言うのが最近の3D超音波エコーで見えたりします。その様子はとてもかわいくて、検診時に見られるのを楽しみにしているのですが、その時は寝ていることが多かった記憶があります。

 

なんで検診でエコーを撮っている時に寝ていることが多いのか。


こどもは胎内にいるときに、母親の血液から酸素をもらっています。

ですから、母親が多くの酸素を使用する昼間ではなく、夜母親が寝ているような時間に起きて活動しています。

 

こうやって母体に対する負担を軽減しているのです。

 

この習慣が生まれてからすぐには変わらないので、夜しょっちゅう起きて泣くと言うことになるんだそうです。

子どもの泣き声は、あやしたり、授乳したりオムツを替えたりすることの多い母親はもちろん、一緒にいる旦那さんや隣接するおうちの人にもうるさいと感じられるでしょう。


でも、子どもが泣くのは、日中の母親の過ごし方が悪いわけでもなく、わが子が特別敏感なわけでもなく子どもがおなかの中で十分育つために必要なことだったと考えると、少し気が楽になります。

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イヤイヤ期の原因は

 また、1歳~3歳ごろに出現するイヤイヤ期。これも多くの母親が困ったと感じることの一つです。
このイヤイヤ期にもちゃんと理由があります。

 

そもそも、人間の赤ちゃんは動物としてはかなり未熟な状態で生まれてきていると言うのは聞いたことがある人も多いでしょう。


人間が2足歩行をするようになったのは700万年前ごろ。

その時、2足歩行が可能なように体のつくりが変わりました。骨盤が狭くなり、子どもを胎内で大きく育てることが出来なくなったのです。

 

また、人間が言葉を持ち道具を使い高度な生活を送るようになったことで、様々な状況が生まれるようになりました。

人間は脳をゆっくり成長させることでどんな状況にも対応できるような脳を作るようにしたのです。

このことから人間の脳はとてもゆっくり成長します。10年以上かけて、思春期ころまでに完成していきます。

 

人間の欲求は、脳の中心部で起こります。これを制御しているのが前頭前野です。そしてこの前頭前野の成長は脳幹部に比べてとてもゆっくりです。

ですから脳の中心部で起こった欲求を未熟な前頭前野が押さえられないで「イヤイヤ」と感情を爆発させてしまうのです。

 

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脳がゆっくり成長することは、人間が社会に出て様々な問題に直面した時に柔軟に対処するのに絶対必要な機能です。

 

だとすればこのことがごく小さいときにイヤイヤ期を作っていることは、やっぱり絶対必要なことだと思います。

 

「困った特徴」は、子どもの成長に欠かせない特徴でもある

子どもが場所や時間を考えず泣くことは、周囲の大人によって困ったことで不快だと感じる人も多いでしょう。

でもそれは、母親の子育てが悪いのでも、保育園で先生の指導が悪いのでもありません。

 

子どもが必要な成長の過程なのです。

 

このことを知ったら、保育園はうるさいから作ってほしくないと言っている人の気持ちが少し変わるかもしれないな、と感じました。

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こどもは社会の財産です。

 

そして、保育園で働いていることが、誇りに思えるようなそんな仕事ができる職場に身を置くことが、保育士として大事だと感じました。

 

もし、あなたが保育士の仕事を誇りに思えないような職場にいるとしたら、周りの求人に目を向けてみてください。

あなたに必要な求人が、きっと出ていると思いますよ。

※『私、保育士辞めたい。』は、すべての記事が保育士経験者や、現役の保育士によって書かれています。実体験を元にした、保育の現場の声が、一人でも多くの方にお届けできればと願っております。